令和元年6月新本社工場が竣工いたしました。
基礎工事
工場のある西淀川区は淀川の河口に位置し、利便性は良いですが地盤が良くないエリアです。
設計の前段階でボーリング調査を実施し、支持層が地下30mにあることがわかりました。
工場の門口が広いこともあり基礎工事をしっかりと行う構造設計となりました。
30mのくい打ち工事に加えて、1.5mの地盤改良工事を実施しました。
1.5mの地盤改良工法は、セメントを使用して地表周辺を固める工事です。
そのしっかりとした地盤の上に厚み400㎜の機械基礎工事を実施していますので、
大型マシニングセンタの精度を保つ上では最適の環境となりました。
外壁工事
工場建屋の外壁は厚み35㎜の断熱パネルで囲い、工場内の温度の安定化と省エネを両立させています。
省エネタイプのエアコンとLEDライトの照明、ペアガラスのサッシと合わせて
環境認証活動(エコアクション21)をより活発に進めて参ります。
セキュリティシステム
外部からの侵入を防ぐ警報システムと情報セキュリティシステムを採用し、
安心で安全な操業を維持できるよう心掛けます。